外角一杯の棒球

ペドラザです。お笑いをやっています。たまにこっそりと更新します。

刹那

物心ついてから随分経験してるはずなのに、まだ年末年始のスピード感に慣れない、みたいなことを面白味もなく毎年言ってしまっている気がする。そもそも、こんなのをあるあるとして面白く感じた年があったんだろうか。

 

今回は少しでも長く感じられるよう、無理に早起きしたり、限界まで夜更かししたり、とできるだけ長く年末年始を体感できるよう努力しているが、結局いつも通り、もう正月2日目だ。

 

1月2日も、変わらず起きて食べて飲んでみたいなことをしていたら終わってしまった。特に大きな話はなく。こうしてこれからも年を重ねていくのだろう。

両親には、「今度、休みの日に車を貸してほしい」とこっそり匂わせのようなことをした。リアクションは無かったが…

 

1月3日、初詣へ。中学のときに「神様なんてアテにならん」と中ニ病で行かなかったことはあるが、ここ数年は単純に「正月からしんどい」と行かなかった。何年ぶりなんだろうか。

 

京都は基本的に木枠で囲まれた店舗が多くておしゃれに見える。「テナント詰め込んだろ!」みたいな通りが多いのに、どこか関連性を持っているように感じる。恐らく気のせいではある。

 

美味しいビリヤニに連れて行ってもらい、神社でおみくじを引き、帰りに美味しいモンブランを食べ、帰りしなに先斗町の軒先を覗いては「高すぎる」「この水炊きの値段、きんのぶたなら2人前頼める」「この地域で育った子がえこひいきに行ったら安すぎて泣く」などと垂れながら闊歩するなどした。

明らかに初詣がついでの扱いになっていた気もするが、ちゃんと賽銭に入れたし御神籤も引いたので立派な初詣だ。おみくじは半吉だったし、良いことは起こらずとも悪いことも起こらんやろう。

 

 

 

帰宅してすぐ、解散を言い渡される。

おい半吉ちゃうんかい。

もうほぼ決定事項のようで何を言っても仕方がないようだった。

ネタができないうえに大喜利も弱い僕は、これから本格的に居場所がなくなってしまうんだろうか。僕がネタをやっていたことなんてきっとすぐ忘れられてしまうんだろうか。また不安になる。

そして、2回連続で相方に振られているので、恐らく何かしら俺が悪いのではとは思っている。もしくは悪運を纏っているか。

 

とはぐちぐち言っても、日付変わり今日1月4日、ピンでライブに出る。

ピンで何ができるかはわからないが、もう多分やり続けないとダメになってしまっている。これから先、自分にとっては、面白いと思ったことをやれない方がしんどい人生になると思うから。ペースは落としてもぼちぼち続ける。ユニットも余力あればやる。

 

こんな感じで続けてるときっと周りからは平気に思われて、何も心配されないんだろうが、別にわかってくれる人だけわかってくれたらいいや。コンビを大事にしてなかったわけないやん。

 

とにかく今日。今日のことを頑張る。

何をもって続けるのか辞めるのかはわからんけど、俺は辞めません。辞めるのかもしれないけど。どうしようかな。

 

 

(数時間後)

 

下ネタでボロボロに滑ったから絶対に勝つまでやる!!!!