毎年大事にしている大会が終わった。
毎年決勝に進んでいたのに、今年は予選で敗退してしまった。
今年に関しては「まぁ出ないわけにはいかないが、ネタちゃんと出来てないから決勝厳しいやろうな」と思ってはいたけど、いざその事実を目の前にするとしっかり凹む。
いや、凹む、というよりは喪失感?に近い。
コンビのときは「しっかりせな」という意識で取り組めていたのに、ひとりになるとここまでやらないものか。単純に興味がネタから大喜利へ移ろいでいるというのもあるが、それでも…というのはある。
思ってたよりウケたし、万全でやれてたらとかワード変えてたらとか、終わってからどんどん出てくる。勝ちたい人はハナからそれやってんねん。
こういう行為は、紙くずを遠くにあるゴミ箱に投げ入れる行為と似ていると思う。入ったら儲けもんやし、入らんかったら「もうちょっと近ければ入った」とか言えるから。近づくなり、狙いを定めるなり、色々取り組むことはあるやろ。
ほんで、それがたまたま入ったとて、何にも繋がらないと思う。「じゃあ次も入るやろ」に繋がって行く。そこに成長はない。
今回、入らなかったお陰で、普段ライブでは感じることのない新鮮な悔しさを感じることができた。
もう別に劇場とかそんなんじゃなくていいから、一年後、一番勝ちたい大会に照準を合わせて仕上げていく。